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建通新聞社四国
2012/03/06

【愛媛】6者が2次審査へ 四国中央市の文化ホール設計

 四国中央市は、市民文化ホール建設に向け、このほど設計プロポーザルコンペの第一段階審査を実施。提案者8者のうち第二次段階審査(公開ヒアリング)に進む6者を選定した。市は3月18日に第二次審査を行う予定で、同月末までには選定結果を発表する。
 第二次段階審査に進んだのは、▽石本建築事務所・加藤建築設計事務所設計共同体▽環境デザイン・佐藤・岸四国中央市市民文化ホール設計共同体▽佐藤総合計画関西事務所▽日建設計大阪オフィス▽日本設計▽長谷川逸子・建築計画工房の6者。
 新しい市民文化ホールは、老朽化の目立つ1965年建設の三島会館(中曽根町、鉄筋コンクリート造4階建て延べ2876平方b)と67年建設の川之江会館(川之江町、同造4階建て延べ3037平方b)の両会館を統合して建設を計画しているもの。「ひと・文化」が集まり、交流する新しいまちづくりの拠点として整備する考えだ。基本構想によると、他自治体にある同規模程度のホールを参考に、施設は延べ約9400平方b規模を想定しており、およそ1200席を備えた大ホールなどで構成する計画。市では14年度の供用を目指し準備を進めていく方針。
 建設候補地は、松山自動車道三島川之江インターチェンジ付近(妻鳥町)の古井池跡。地質調査と用地測量調査はウエスコ(松山市)が担当した。