建通新聞社四国
2012/03/27
【高知】延べ業者数は5246者 県が等級格付発表
高知県土木部建設管理課は、2012年度等級格付けとランク基準を発表した。それによると、全28業種の延べ業者数は5246者で11年度当初に比べ105者の減少。実業者数では、1463者で11年度に比べ42者の減少となっている。減少数が大きい業種は土木一式工事が26者減、とび土工工事が17者、舗装工事と水道施設工事が11者減、造園工事が9者減などで、19業種で減少した。一方、増加した業種では、防水工事と電気通信工事が3者、消防施設工事が2者、大工工事が1者のみ。残りの業種は増減なしとなっている。
11年度との比較では、Aランクが、とび土工工事で19者、管工事と水道施設工事が6者、機械器具設置工事が5者それぞれ増加している。Bランクでは、建築一式工事が9者増加、防水、大工、電気通信、消防施設で各1者のみが増加。一方、とび土工が37者、水道施設で19者、造園で12者など全19業種で減少した。
12年度のランク基準のは、全28業種を対象に完成工事高の有無によるランクの変動で、@完成工事高のない業者は、総合点数による本来のランクより1つ下位のランクに位置付ける(例・Aランク→Bランク)。最下位ランクの場合はそのままとするA@の作業の後に、同一ランク内で、完成工事高のある業者を上位に、完成工事高のない業者を下位に置き、それぞれについて総合点数の順に並べて位置付ける。
ランク基準表のランク別総合点数は昨年度と同じ。