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建通新聞社四国
2012/02/07

【徳島】13、14年度に幼保連携施設着工 阿波市

 阿波市は、八幡地区と一条地区に幼保連携施設を整備するための基本計画をまとめた。計画によると八幡地区の施設を2013年度、一条地区の施設を14年度にそれぞれ着工する予定。
 市では、08年に設置した児童福祉施設の運営方法等を検討する委員会で出された答申をもとに、1小学校区に2カ所で運営する保育所の統廃合に伴い、その校区の幼稚園と統廃合して幼保連携施設を整備するとし、八幡地区では八幡第一保育所と同第二保育所、八幡幼稚園を、一条地区では一条保育所と吉野中央保育所、一条幼稚園を統合する。
 基本計画の中で八幡地区の施設は、木造を基本とする平屋で床面積は1500平方b程度を想定。定員は160人。0〜5歳児までの各保育室や遊戯室のほか、事務室、調理室などを設ける方針。
今後のスケジュールは、4月に本体建築や既存施設解体の実施設計を外注し、12月に解体工、13年3月に本体建築工を発注する計画。解体する八幡第一保育所は鉄筋コンクリート造平屋415平方b、八幡幼稚園は同造平屋329平方b。概算事業費として工事費3億5955万円、設計監理委託料2955万円など、総額で4億4460万円を見込んでいる。建設地は市場町大野島字稲荷にある八幡第一保育所と八幡幼稚園の解体した跡地(敷地面積約4590平方b)。
 一条地区の施設は、木造を基本とした平屋で床面積は1800平方b程度を想定。定員は180人。0〜5歳児までの各保育室や遊戯室のほか、事務室、ほふく室、相談室などを設ける方針。今後、13年4月に本体建築や既存施設解体などの実施設計を外注し、13年12月に解体工、14年3月に本体建築工を発注する計画。解体する一条保育園は鉄筋コンクリート一部木造平屋508平方b、一条幼稚園は鉄筋コンクリート造平屋466平方b。概算事業費として工事費4億1400万円や設計監理委託料3050万円など、総額で5億円を見込んでいる。建設地は吉野町西条字岡ノ川原にある一条保育所と一条幼稚園の解体後の跡地(敷地面積約4400平方b)。
 基本計画は四電技術コンサルタント(徳島市)が担当。