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建通新聞社(岡山)
2021/04/02

【岡山】岡山市 可燃ごみ広域処理施設整備 DBO方式に決定

 岡山市は、可燃ごみ広域処理施設整備・運営事業を正式に特定事業として選定、DBO方式により事業を進めることに決めた。4月上旬に設計・施工一括発注方式(高度技術提案型)で入札公告し、5月中旬までに入札参加表明を受け付ける。11月中旬に落札者を決め、2022年3月中旬に事業契約を締結する。入札参加は土木建築設計企業、解体企業、土木建築建設企業、プラント建設企業、運営管理企業、焼却灰運搬などの複数企業で構成するグループが対象。
 設計・建設期間は22年4月1日から27年3月31日までの5年間。運営期間は27年4月1日から47年3月31日までの20年間。建設業務は既存の岡南環境センターの解体撤去工事、建築物と建築設備工事、プラント工事(機械設備工事、電気・計装設備工事、配管工事)、外構工事などを行う。
 南区豊成1ノ4ノ1の岡南環境センターを解体した跡地など敷地約1・4fに玉野市と久米南町の2市1町で、「岡南環境センター」「東清掃センター(玉野市)」「組合立クリーンセンター(岡山市と久米南町)」を統合した施設を建設する。処理方式は全連続燃焼式ストーカ焼却炉(蒸気タービン発電機付き)。施設規模・炉数は200t/日(100t×2炉)。処理対象物は可燃ごみ、可燃性粗大ごみなど。
 21年度当初予算に施設整備・運営事業費1億2910万円を計上、21年度から46年度までの債務負担行為として330億円に改定率などを乗じた額を限度額に設定している。

「提供:建通新聞社」