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福島建設工業新聞社
2021/04/05

【福島】会津若松市新庁舎ECI方式のプロポ公示

 会津若松市は5日、新庁舎整備事業でECI方式による実施設計技術協力および調査業務の委託候補者(施工予定者)特定のための公募型プロポーザルを公示した。書類提出期限は参加意向申出書等が23日、技術提案書等が6月2日。4月28日の書類審査で3者以内を選定し、6月12日のVE提案審査、7月4日のプレゼンテーション審査を経て、同上旬の契約締結および審査結果の公表を予定している。
 参加資格は、同市有資格名簿登録(建築一式)の経審(建築一式)総合評定値1500点以上で、特定建設業許可、一級建築士事務所登録事業者。国または地方公共団体等が発注する工事で、延床面積8000u以上の新築または改築を元請で受注し、5日現在で完了している実績を1件以上求めている。また1981年以前竣工の木造以外の建築物(3階建て以上、延べ1500u以上)で内・外装の保存または復元が伴う免震レトロフィット建築物に関する元請受注実績も必要。
 2次審査参加は、1次審査で選定された事業者が代表となり、市内に本社・店所在の市有資格者名簿登録(建築一式)事業者2社以内とJVを組成することが条件。
 履行期間は2022年10月31日まで。委託限度額は2523万700円(消費税込)以内。
 東栄町246ほか地内の敷地6277.68uに新庁舎・RC造7階建て延べ1万1869.9uを建設し、旧館・RC造4階建て延べ1852.84uを対象に、免震や内外装・建具改修といった保存・改修工事を実施する計画。現在は梓設計・白井設計JVの担当で実施設計を進めている。CM業務は三菱地所設計。