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　敦賀市が施設一体型小中一貫校として０８年度から計画してきた「角鹿小中学校」の新校舎の落成式が６日、現地で挙行され、関係者約５０人が集い無事完成を祝い合った。
　式冒頭、渕上隆信敦賀市長は「多くの方々の想いが詰まったこの校舎で子どもたちが学習に励み、楽しい学校生活が送れるよう今後とも全力で取り組む」と語り、各関係者の支援・協力に感謝の意を表した。教育委員会からは、豊北欽一県教育長が「子どもたちが自ら知的好奇心や探求心を持っていきいきと学ぶ場所に」と期待を込めて語り、上野弘敦賀市教育長は「学校建設において、これ程多くの皆さまのご意見を反映した事例は未だかつて無かった様に思う。末永く地域の皆様に愛される学び舎に」と挨拶した。またテープカットが行われた後、関係者一同が３班に分かれ、木のぬくもりや開放感あふれる校舎を内覧した。
　角鹿中グラウンド北側に敦賀北、赤崎及び咸新小学校を統合して建設。
規模がＲＣ造一部Ｓ造３階建て延べ７７２０・２４平方メートル。あす８日に開校する。
　設計監理および施工者は▽監理＝公益財団法人福井県建設技術公社、東畑建築事務所・エイコー技術コンサルタント設計共同体▽設計＝東畑建築事務所・エイコー技術コンサルタント設計共同体▽建築＝永和住宅▽電気＝川口電気・右近電気工事店特定ＪＶ▽機械工事＝前田設備工業・北陸サーマル特定ＪＶ▽外構施設解体＝岸本建設―。