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建通新聞社(中部)
2021/04/14

【愛知】イオンそよら上飯田 東海エリア初で

 イオンリテール(千葉市美浜区中瀬1ノ5ノ1)は、2023年度までに新都市型ショッピングセンター「イオンそよら」の店舗数を10店舗まで拡大する考えだ。東海エリアでは、4月12日にエリア内で初となる「イオンそよら上飯田」の出店を発表した。
 「イオンそよら」は、三大都市や政令指定都市などをターゲットとする新店舗形態。まちの生活拠点としてワンストップで用事を済ませられる場をコンセプトとしている。新規出店以外でも、経年劣化した好立地店舗を建て替え・改装する際に展開する。同社は10店舗まで拡大して顧客の需要を把握する見通し。
 「イオンそよら上飯田」では、ワンストップでの買い物の他、野外のテラススペースを整備し、くつろげる空間を設ける。
 同店舗は鉄骨造2階建て延べ9163平方b。核店舗をイオンスタイル上飯田(仮称)とし、専門店10店舗が入居する予定。計画では7月上旬に着工し、22年夏に開店する。
 建設地は名古屋市北区織部町1ノ1で、イオン上飯田店の跡地。敷地面積は1万5429平方b。駐車場は307台分を設ける想定で、平面で202台分、屋上に105台分のスペースを設ける。
 イオン上飯田店は、1973年にダイエー上飯田店として開業し、2015年にイオンリテールが承継した。開店から50年近く経過し老朽化が進んだため、建て替えることを決めた。
 「イオンそよら」は、イオンそよら海老江(大阪市福島区)がオープン済み。イオンそよら新金岡(堺市北区)が21年夏の開業に向けて計画を進めている。「イオンそよら上飯田」は全国で3番目の店舗となる。

提供:建通新聞社