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北海道建設新聞社
2021/04/14

【北海道】届け、建設業の人と仕事 全国建青会がインスタグラム開始

「建設業で働く人、やりがいにフォーカス」―。全国建設青年会議が3月下旬、インスタグラム「建設人」を立ち上げた。運営は全国建設青年会議全国大会を主幹する北海道建青会の中心メンバーとなる帯広二建会が担当。全国の建設業者から写真と文章を集め、仕事や社員の働き方に関わる投稿を通じて、業界の魅力や楽しみを若者に広く発信する。

 全国建設青年会議全国大会では例年、会場内でパネル展を開き、各青年会の活動風景や取り組み事例を紹介している。

 ことしの全国大会は12月3日に東京で開催予定だが、コロナ禍の影響で通常開催とリモート開催の両面で検討している。パネルを作れるか不明確な状況で、形に残るものを制作したい思いからインスタグラム開設を企画。通常開催の場合は、投稿内容からパネルを作る考えもある。

 9日時点で6件の投稿があった。初回の萩原建設工業(本社・帯広)は総務部の2人が新入社員に渡す備品を点検する様子を紹介した。続く菊地建設鉱業(同・京極)は美容師から転職した職員が仕事のやりがいを語り、ヤマモト巧建(同・小平)は北海道らしい除雪作業の風景を発信した。投稿には「#インフラ」や「#就活」などのハッシュタグを付けている。

 全国大会で大会長を務める萩原一宏帯広二建会代表幹事は「注目すべきは人。技術者や総務、営業まで、どんな仕事をしているか伝えて、建設業のやりがいや楽しさを知ってくれたら」と考えている。