全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　徳島県は建設工事請負業者選定要綱に基づき、競争参加資格を認めた県内企業１２９６社の「２０２１年度県内企業格付一覧表（業種別）」を公表した。本年度から土木一式工事のＢ等級格付の下限値を７００点に設定。入札参加資格業者の総数は、前年度の１３２０社から24社減少した。土木一式の業者数は９９６社、建築一式の業者数は４７４社。
　格付けは、各業者の格付点数以外に、技術者要件、完工高要件など工種ごとに各等級の所定の要件を満たしているかを確認して選定した。格付け点数が高くても所定の要件を満たさない場合、下位の等級となる。土木一式と建築一式は、格付点数の高い順に上位30社を特Ａ等級としている。
　土木一式は31位から２２３位までがＡ等級、２２４位から４６３位までがＢ等級（格付点数７００点以上）、４６５位（４６３位が２社いるため）から７１３位までがＣ等級、７１４位から９９６社までがＤ等級となった。
　建築一式は31位から80位までがＡ等級、81位から１５０位までがＢ等級、１５１位から４７４位までがＣ等級となった。
　21年度県内企業格付一覧表を見ると、格付点数による順位は、土木・建築とも20年度に続き姫野組が１位。特Ａ級には土木一式で岡田組（徳島市）と県西土木（三好市）が昇格、建築一式は賀上建設（阿南市）、東和（那賀町）、多田組（松茂町）が昇格した。
提供：建通新聞社