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建通新聞社(中部)
2021/04/15

【岐阜】本巣市の新庁舎予定地周辺道路整備 詳細設計を6月

 本巣市は、新庁舎建設予定地の周辺道路を整備するため詳細設計を6月にも委託する。2021年度末までの履行期間で進める。
 新庁舎建設予定地(早野255他)の北側には糸貫2216号線が、敷地を分断する形で中央には糸貫2217号線が通り、南側には糸貫2015号線が通っている。
 この内、2217号線と2015号線は幅員を9b以上に拡幅するため詳細を検討する。2216号線の幅員は設計の中で詰める。延長は各路線とも庁舎建設予定地から東へ170〜180b。
 新庁舎は2216号線と2217号線に挟まれた敷地(最大面積約1万7600平方b)に建設される。このため2216号線と2217号線の整備を敷地造成工事とともに第4四半期に発注する。一方南側の敷地(最大面積約1万6700平方b)には調整池などを整備する。

    新庁舎実施設計は安井建築と随意契約

 本巣市は、新庁舎建設の実施設計を基本計画・基本設計を担当した安井建築設計事務所名古屋事務所(名古屋市東区)と随意契約する。履行期間は2022年3月末まで。
 新庁舎の規模は鉄骨造3階建て延べ約7000平方b。建設地は早野255他地内。
 工事は22年度に外構工事などとともに発注する。23年度中に移転し、供用を始める予定だ。
 市は、市内に4カ所ある庁舎の一部が老朽化していることや庁舎が分散していることで災害時の対応が遅れるなどの課題を解消するために、3庁舎を統合し新庁舎を建設する。統合の対象となるのは本庁舎(文殊324)と糸貫分庁舎(三橋1101ノ6)、真正分庁舎(下真桑1000)の3庁舎。残る根尾分庁舎は現状のまま活用する。

提供:建通新聞社