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日刊建設工業新聞
2021/04/16

【鳥取】21年度補助・交付金/道路事業131億円でスタート/久連トンネルに着工へ

 2021年度国予算内示を受けて、県土整備部は補助と交付金を活用する道路事業131億5000万円をまとめ、各県土整備事務所と局に第1次配分した。12日付。江府道路では久連トンネル(2609b)に着工する。
 補助事業には79億3900万円を配分。うち地域高規格道路は50億4200万円で、国道181号江府道路の久連トンネルを5月連休明けに調達公告する。国道178号岩美道路では東浜や日野谷工区の土工を促進。国道313号は倉吉関金道路の石塚高架橋上部工、北条JCTはランプ橋下部工に着手する。
 また、橋りょう補修など道路メンテナンス事業に25億9000万円を箇所付けた。
 一方、交付金事業の主なカ所は、杣小屋曳田線(曳田工区)に1億3500万円、鳥取鹿野倉吉線(高住〜良田工区)に1億円を配分。若桜下三河線(岩屋堂工区)は9500万円を充てて山切り工を継続、津山智頭八東線(大呂2工区)は1億1100万円でバイパス橋りょう部に取り掛かる。
 三朝温泉木地山線(東小鹿〜西小鹿工区)は1億円で橋りょう工に、冠水対策の国道181号(佐川〜根雨原工区)には1億4000万円を手当てし、埋蔵文化財調査や仮設道を進める。また、国道180号(福長〜菅沢工区)に1億4000万円を付けた。
 国内示額は県の当初予算を上回っており、同部は「6月補正」に補助13億円をはじめ25億円あまりを要求。議会承認後7月に追加配分する。
 各県土の第1次配分額は次の通り。
▼鳥取県土=39億9800万円▼八頭県土=7億6300万円▼中部県土=37億6000万円▼米子県土=21億6900万円▼日野県土=20億3800万円

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