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　新潟市は、旧新潟地方気象台跡地の中央区幸西４丁目地内で幸西ポンプ場の新設を計画している。２１年度から実施設計に取り組む構えだ。
　市が４月に公表した発注見通しによると、実施設計業務は第２四半期に一般競争で発注される見通しで、上半期に入札公告が行われるとみられる。履行期間は８カ月となっている。測量業務はＳＫプランニング、地質調査業務委託はキタックが担当した。
　新潟駅とその周辺市街地の区域を対象に新たな雨水管及び幸西ポンプ場の整備を進め、浸水被害の軽減を図る。雨水排水能力の向上に向けて着手している鳥屋野・万代・下所島排水区浸水対策事業の第３期工事として計画され、工期は２５年度から１０カ年程度が見込まれている。なお、第１期工事の雨水パイバス管Φ３５００ミリ約Ｌ＝２５００メートル（施工／西松建設・大豊建設・植木組・池井組特定ＪＶ）は２４年９月に完了する予定となっており、第２期工事の雨水バイパス管Φ２８００ミリＬ＝約８００メートルは２４年度から２７年度の工期が予定される。