トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2021/04/26

【滋賀】米原市 道の駅「伊吹の里・旬彩の森」長寿命化

 米原市は、伊吹地先の道の駅施設「伊吹の里・旬彩の森」について、老朽化の進行を防ぐため長寿命化対策に新たに取り組む。21年度(令和3年度)は当初予算に970万円を措置し、7〜9月をメドに設計業務を委託する計画。実施設計は23年度(令和5年度)、工事は24年度(令和6年度)となりそう。
 市によると、施設各所で老朽化による機能低下がみられるが、各所にどのような対策を施し長寿命化を図るかは今年度、設計内で確定していくため長寿命化工事の内容や規模、事業費は現段階で未定。設計を進める中で確定する事業費に基づき予算要求するため次の段階は早くても実施設計が23年度(令和5年度)、工事が24年度(令和6年度)を見込む。
 道の駅「伊吹の里・旬彩の森」(米原市伊吹1731―1他)は05年(平成16年)に伊吹山の麓にオープン(旧地域資源活用施設)。駐車場等を備えた面積2907平方bの敷地に建つ施設の規模はW造2階建、延842平方b。1階部分は食堂や産直野菜の販売所、2階はパン工房や事務所、研修室等を備える。
 オープン以来、産地直送・食堂・ベーカリーを中心に、地元の生産者が作った野菜や果物、それらを用いた総菜など加工品の販売所、食事が出来る食堂、焼き立てのパンなどを提供し、様々な体験教室なども実施。地域住民はもとより、岐阜や愛知から長浜・福井方面へ向かう車の観光客には湖北の特産品が買える滋賀の玄関口として、多くの来場者で賑わっている。

提供:滋賀産業新聞