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　ドローンの販売や産業向けソリューションを展開するＷｏｒｌｄＬｉｎｋ＆Ｃｏｍｐａｎｙ（京都市北区上賀茂岩ケ垣内町98の２　須田信也代表取締役社長）は、福島県双葉町の中野地区復興産業拠点にドローンの倉庫・メンテナンス施設の建設を計画。26日に町産業交流センターで開かれた立地協定式で、須田社長と伊澤史朗双葉町長が協定書を取り交わした。
　伊澤町長はあいさつの中で「農業支援や災害調査などの分野で活用が期待されるドローンが新たな産業基盤となることで、町の復興につながることを期待したい」と期待を寄せた。
　一方、須田社長は同町に進出する理由について、復興創生やスマートシティへの取り組みなどを挙げたほか「持続可能なドローンビジネスを構築し双葉・相双地方に根付きたい」と抱負を述べた。
　計画によると、双葉町中野地内の同産業拠点第10街区となる用地約１万３４００平方�bを賃借。Ｓ造平屋建て、延べ約１３００平方�b規模で、産業用ドローンの修理などを手掛けるメンテナンス事業やドローンの保管が可能な倉庫を新設するほか、試験運転用のフライトスペースなども一体的に整備する。
　今後、設計・施工者を選定し、２０２２年10月の操業を目指す。
　なお、投資額は約５億円とし、町内から５人程度の雇用を予定している。
　
　提供：建設新聞社