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建通新聞社(中部)
2021/04/30

【愛知】名鉄刈谷市駅前再開発 事業協力者決まる

 名鉄刈谷市駅前地区市街地再開発準備組合(刈谷市広小路4ノ209)は、事業協力者を角文・野村不動産JV(チーム・アイリスプラス)に決めた。同JVは今後、再開発の参加組合員予定者として、施設建築物の企画・計画立案や保留床取得、権利者合意形成のための仮住居の斡旋、準備組合が委託する事業計画作成の資金立て替えなどを行う。
 事業協力者の選定に当たって同準備組合は、書類審査やヒアリング審査を実施。3月30日に事業協力者を同JVに決定、4月13日に両者間で事業協力に関する協定書を締結し、27日の総会を経て28日に結果を公表した。
 同再開発の対象地は刈谷市広小路3、4と同市御幸町1の一部。計画では、同地内の駅前街区(約4000平方b)と、西街区(約1800平方b)の両街区に再開発ビルを建設する。両ビルは、低層部を店舗など、その上層を共同住宅とする。規模は駅前街区のビルが鉄筋コンクリート造20階建て、西街区のビルが同11階建てを想定している。総戸数は約230戸。
 今後のスケジュールは2022年度に事業計画・組合設立認可、23年度に権利変換計画認可。着工は24年度を予定している。

提供:建通新聞社