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建通新聞社(岡山)
2021/05/12

【岡山】中国地整 道路5か年対策プログラム策定

 国土交通省中国地方整備局は、防災・減災、国土強靭化に向けた道路の5カ年対策プログラムを策定した。道路ネットワークの防災上の課題を解決するため、今後5カ年の目標を示し、重点的に取り組む実施箇所を示した。
 岡山県内で今後5カ年程度で実施する機能強化対策は次の通り。
 【調査中箇所】福山道路(茂平〜長和)−整備方針などの検討を推進▽岡山市古新田〜倉敷市新田−都市計画推進
 【直轄改築・高速事業中箇所】総社・一宮バイパス−総社市総社〜小寺は用地補償、改良、舗装、橋梁上部工などを推進し、22年度に橋梁工を完了させ開通。岡山市北区一宮山崎〜北区今岡は、用地・改良など推進し25年度の開通を目指す。井尻野地区、小寺地区は21年度に用地買収に着手▽岡山西バイパス−西長瀬〜楢津は調査設計を推進し、21年度に橋梁設計に着手、早期の工事着手を目指す
 ▽岡山環状道路−藤田〜浦安南を21年度に開通。岡山南環状道路は23年度に橋梁工事を完了させ、24年度の開通を目指す▽玉島・笠岡道路(U期)−22年度にトンネル工事が完了する予定。引き続き24年度の橋梁工完了、25年度の開通を目指し残る事業を進める▽笠岡バイパス−改良や橋梁工事を推進し、25年度の開通を目指す▽津山南道路−用地買収・補償、改良、橋梁下部工などを推進▽美作岡山道路−英田湯郷道路と吉井英田道路(21年度新規事業化)を県が担当
 【2021年度新規事業化箇所】岡山自動車道4車線化事業箇所−賀陽〜有漢
 【主な防災上の課題対策】空港津山道路、美作岡山道路、岡山環状道路、倉敷福山道路、北条湯原道路、志戸坂峠防災のミッシングリンク解消と岡山自動車道の暫定2車線(優先整備区間)整備▽志戸坂峠防災―21年度に設計協議とトンネル設計、坂根地区の用地買収に着手
 【その他事業】国道180号総社市日羽地区の洗堀・流失対策―延長2・5`区間で道路を約30a嵩上げし、高梁川で計画堤防高まで大型ブロック積みを実施▽市街地の無電中化対策―国道2号備前市伊部で800bの伊部電線共同溝を推進

「提供:建通新聞社」