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日刊建設タイムズ社
2021/05/18

【千葉】生活環境調査書を縦覧/成田市浄化センター整備事業/24年度の稼働目指す/事業手法はDBO方式

 成田市環境部環境計画課は、成田浄化センター整備事業に係る生活環境影響調査書の縦覧を17日に開始した。同課、大栄支所、下総支所で6月17日まで縦覧に供している。同事業は、現浄化センターの隣接地に日量83KL(し尿7KL、浄化槽汚泥76KL)規模の汚泥再生処理センターを整備する計画。事業手法はDBO方式を予定し、2024年度の供用開始を目指す。生活環境調査は20年度に実施し、日建技術コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区栄町35―14)が担当した。
 同市の浄化センターは、1987年度の稼働開始から33年を経過し、老朽化による維持管理費が増大。また、建設当初はし尿を中心とした処理計画だったが、近年は浄化槽汚泥の割合が増加し、性状が変化しており、早急な整備が求められている。このような状況から、し尿及び生活雑排水を適正かつ合理的に処理するため、施設の再整備を計画した。
 浄化センターの敷地面積は約1万8432uあり、現センターの隣接地に汚泥再生処理センターを整備する。し尿と浄化槽汚泥を対象とし、施設規模は日量83KLで計画。主処理は浄化槽汚泥の混入率の高い脱窒素処理、また高度処理は膜分離から活性炭吸着処理とする。資源化方式は汚泥助燃剤化。
 浄化センターの処理水は現浄化センターと同様に、施設内の放流ピットより放流ポンプに送水した上で、根木名川に放流する。
 計画施設への搬入計画は、現浄化センターと同様で、主に市道成田法ケ塚線を経て計画地へ搬入する経路を主流とし、一部について県道44号成田小見川鹿島港線を経て搬入する。車両台数は日量27台を見込む。
 同事業では、2018年度に基本構想、19年度に基本計画をまとめた。20年度は基本設計に着手し、支援業務を日産技術コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区森2―14―16)に委託。基本設計とともに、要求水準書案の作成など事業者選定に係る業務を実施している。工期は22年3月31日まで。
 また、生活環境調査は、汚泥再生処理センターの稼働が周辺地域の生活環境に与える影響を事前に調査・予測・評価し、施設の運転にあたって周辺環境へ影響を及ぼさないよう適切に環境保全措置を講じることを目的に実施。大気、騒音、振動、悪臭の大気環境4項目と水質の5項目について調査を実施した。
 成田市浄化センターは1985年11月に着工し、87年10月の竣工。建物規模等はRC造一部S造延べ3446・81u。処理能力は日量120KL。k_times_comをフォローしましょう
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