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建通新聞社(神奈川)
2021/05/27

【神奈川】横浜市 学校建替え第5期は豊岡小など4校

 横浜市教育委員会は27日、本年度建て替えの検討に着手する学校として豊岡小学校と桜岡小学校、下永谷小学校、本郷中学校の4校を選定したと発表した。豊岡小については複合化の可能性を1年かけて検討し、桜岡小と下永谷小、本郷中は、建て替え基本構想業務を近く外部に委託。新校舎の規模や建て替え方法、スケジュールを検討する。22年度に設計、24年度以降の工事着手が想定され、各校の状況に応じ詳細を決める。本郷中は中学校の建て替えの第1弾。
 豊岡小は公共施設の集約化などを目的に複合化の可能性を検討する。商業地域に立地しており、公共施設の他民間の業務・商業施設の複合も可能。今後事業手法を含め幅広く検討するため、サウンディング調査(対話)の実施などが予想される。調査結果を22年度以降の基本構想策定作業につなげる。
 4校の敷地と現在の普通教室数は▽豊岡小(鶴見区豊岡町27ノ1)―敷地約1万0300平方b、普通教室21室▽桜岡小(港南区大久保1ノ6ノ43)―敷地約1万3000平方b、普通教室18室▽下永谷小(港南区東永谷1ノ36ノ1)―敷地約1万3400平方b(法地を含む)、普通教室24室▽本郷中(栄区桂町84ノ14)―敷地約1万9500平方b、普通教室12室―となっている。
 小学校は3年生以上の普通教室も35人学級とするため、建て替え後の教室数は増えることになる。
 横浜市は市立小・中学校384校の建て替えでこれまでに15校を選定し工事や設計を進めており、今回の4校が第5期。建替え校の選定は現在も継続し、本年度に追加校が発表される可能性もありそうだ。提供:建通新聞社