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建通新聞社(神奈川)
2021/05/31

【神奈川】労働会館等再整備でサウンディング調査

 川崎市は、市立労働会館と教育文化会館の再編整備と、新しい宮前市民館・図書館の整備の推進に向けて、サウンディング調査の手続きを開始した。民間事業者から▽幅広い利用者層に対応した事業・サービス▽つながりやにぎわい、地域への愛着を生み出す事業・サービス▽ICTを活用した事業・サービス▽地域の課題解決につながる事業・サービス▽効率的・効果的な事業・サービス提供手法―について、ノウハウや具体的な提案を求める。6月8日まで説明会・現地見学会(6月10日開催)の参加申し込みを受け付け、7月1日まで応募を募る。7月12〜27日にサウンディング調査を実施。8月に結果を公表する。
 「川崎市立労働会館及び川崎市教育文化会館再編整備」について市は、今後60年程度の施設利用を目指し、長寿命化対策を実施することなどを施設整備の方針に定めており、教育文化会館の市民館機能を労働会館の建物の一部に移転し、新たな「(仮称)」川崎市民館・労働会館」として24年度中の供用を予定している。
 また、「新しい宮前市民館・図書館移転・整備」については、20年8月に基本計画を策定。市民館・図書館の融合や現諸室の利用状況などを踏まえた諸室の規模の適正化の他、多機能化や高機能化などの多目的化、可変性の確保や市立図書館全体の共同書庫の設置の可能性、フリースペースなどの新規・拡充スペースの創出の検討などスペースの再構築と有効活用などを盛り込んだ施設整備方針を定めており、26〜27年度の供用開始を目指している。提供:建通新聞社