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　新潟市と新潟地下開発で構成する新潟市地下街防災推進協議会は、「西堀地下施設耐震改修事業」について、設計・施工一括発注（デザインビルド）方式の一般競争入札で公告した。参加表明書は１１日まで同協議会事務局（新潟市商業振興課）で受け付ける。
　単体または２社以上ＪＶが対象。単体および特定ＪＶの代表者は建築一式Ｓランクで新潟市内に本社（店）を、代表者以外の構成員は建築一式Ａランク以上で新潟市内に本社（店）、支店、営業所を有することなど。
　内容は西堀地下施設耐震改修に係る実施設計業務および施工業務。工事対象が中央区古町通５・６番町、西堀前通６・７番町地内のＲＣ造地上１階地下２階建て、施設床面積１万７３６８・７０平方メートル。
　入札書および技術提案書の提出は７月１６日までで、入札価格と工期を総合的に評価して落札者を決定する総合評価方式で選定。落札者決定日は７月２１日。
　履行期間は２３年７月３１日まで。提案上限額（実施設計および施工の合計額、消費税および地方消費税を含む）は４億２０００万円。
　西堀地下施設は１９７６年に竣工。地下１階に商業施設、地下２階に市営駐車場を有する。１９年度に実施した耐震診断の結果、耐震補強が必要となり、利用者の安全確保のために耐震補強改修を行う。工事においては、西堀地下施設の利用者の利便性を損なわないためにも、原則として施設を使用しながらの工事（居ながら工事）を想定しているが、より良好な安全管理、工期短縮、コストの低減を図るため、ＤＢ方式で実施する。