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建通新聞社(中部)
2021/06/04

【三重】四日市市 電子入札システム導入・運用管理業務を委託

四日市市は、電子入札システムと契約管理システムの導入・運用管理業務を委託するため、プロポーザル方式で事業者を募集して審査した結果、日立システムズ中部支社(名古屋市中区)を候補者に選定した。市の現在の入札制度では入札書を郵送するなど紙ベースでの手続きを行っており、入札事務の効率化、迅速化を図るためにシステムを導入する。
 2022年1月の運用開始を計画しており、最初は建築、土木工事のうち特定建設業許可業者を対象とした大型案件で試行する。その後、工種や工事規模の枠を広げ、22年9月の全面運用を目指す。運用開始からしばらくの期間は紙入札と電子入札の併用期間を設ける見通し。
 電子入札システムなどの導入に先立ち、21年9〜10月ごろに入札参加業者を対象に説明会を開く。システムは、三重県をはじめ桑名市、いなべ市、菰野町が使用している電子入札コアシステムを採用し、対応の認証局から発行されているICカードがあればそのまま利用できる。
 プロポーザルの参加者は日立システムズの1者だった。今後、契約に向けた交渉を進める。

提供:建通新聞社