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北陸工業新聞社
2021/06/15

【富山】サクラギ/太郎丸(富山)のテニススクール解体/ビル含め跡地活用に注目

 むつみ医療福祉グループの(有)サクラギ(富山市太郎丸西町1丁目5番地の12、古河徳代表取締役)はこのほど、富山市太郎丸地内にあるサクラギビルおよび富山インドアテニススクールの解体工事に着手した。
 解体工事の施工はホープ斫(高岡市福岡町)が担当。工期は9月30日までを予定している。跡地の活用方法については明らかでないが、サクラギビルは商業施設が集積する国道41号線沿いに立地し、テニススクールも広大な敷地を有しており、今後の動向に注目が集まりそうだ。
 サクラギビルは、太郎丸3−7−20にある店舗で、規模は3階建て延べ1484平方メートル。1階テナントには以前、パチンコ店「わくわくランドももたろう」が入居していたが、数年前に閉店。近年は選挙事務所などとして活用されていた。
 一方、太郎丸3−11−6の富山インドアテニススクールは、今年2月ごろに営業を終了。店舗は平屋建てで、床面積が2245平方メートル。
 なお、サクラギは有料老人ホームやショートステイ、天然温泉浴場を経営するほか、食品・医療品の卸売業や不動産賃貸業を手掛けている。

hokuriku