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滋賀産業新聞
2021/06/16

【滋賀】栗東市 安養寺地先の第1高区配水池更新

 栗東市は、安養寺地先にある第1高区配水池の更新工事を計画、24日にも担当コンサルタントを決め3月末に業務をまとめ、工事については来年度を予定している。
 安養寺山に設置されている第1高区配水池は、2池あり、第1配水池は昭和42年に建てられたPC造の円形で1000立方bの貯水、第2配水池については昭和47年、PC造の円形で1570立方bの貯水が可能な施設。ともに45年以上が経過し老朽化も進んでおり、市は昨年度に同施設の耐震診断を実施し、補強工事または建替え工事が必要と判断した。診断後、基本設計も実施し、その後検討も進められコストなども考えた結果、新たに建替える方向に決定し、今年度に実施設計を行う。新たに設置される施設は、基本設計の段階では、ステンレス製の長方形の一体型で、2150立方bの貯水が可能。
 また、工事の際には、同じ敷地内で現在の施設を稼働させながら行うため、現段階では新しい施設を1池設置後、古い施設を1池解体する計画で進める考え。
 同市は17年度に栗東市水道事業アセットマネジメント(新水道ビジョン)を策定し、15年間で市内の11ヵ所の水道施設を対象に災害に強いライフラインの構築を進めるため、今後も同計画に基づき自己水の確保と安定供給を図る。

提供:滋賀産業新聞