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北陸工業新聞社
2021/06/17

【富山】県議会代表質問/来月末に公募プロポ/泊高校の跡地利活用(売却)

 富山県議会6月定例会は16日再開され、高校再編に伴い22年3月閉校となる高校の跡地利活用に関する代表質問に対し、新田八朗知事は「泊高校について7月末に公募型プロポーザルの募集を開始し、秋ごろに優先交渉権者を決定する」との方針を明らかにした。
 泊高校(朝日町道下)では、19年12月に庁内ワーキンググループ(WG)を設け、20年度にサウンディング型市場調査を実施し、広く民間に活用提案を募り売却することを決めた。「施設を残したまま活用、施設を撤去し更地にして活用の2パターンで提案を受ける」と説明した。敷地面積は3万6365平方メートル。南砺福光高校(南砺市福光)については、5月に庁内WGを設置。先進地の事例調査、地元関係者や有識者の意見聴取、サウンティング型市場調査を進め、「今年度末までに方向性を検討する」とした。敷地面積3万3806平方メートル。
 水橋高校(富山市水橋中村)、高岡西高校(高岡市横田町)は、地元市において統合小中学校の整備を計画している。
 城端線・氷見線のLRT化では、助野吉昭地方創生局長が需要予測の調査結果や沿線4市のまちづくり計画検討を踏まえ、「新駅を増設する場合の需要予測調査を進めており、LRT化・直通化の事業費調査を実施する」と述べた。

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