トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2021/06/22

【京都】南区にスカッシュパーク建設 S造2階建、延547u規模 総事業費1億円、11月着工

 製本機メーカーの潟zリゾン(代表取締役社長堀英二郎氏、京都市南区久世東土川町242)は21日、南区の京都本社敷地内に「京都スカッシュパーク(仮称)」を建設すると発表した。
 中京区の京都市役所で潟zリゾンの堀英陽常務取締役、公益社団法人日本スカッシュ協会の北澤猛会長、京都市の門川大作市長が記者会見した。

ワールドマスターズゲームズ関西の会場に

 門川市長は「昨年10月に市内のスカッシュコートが閉鎖されたため、今回の京都スカッシュパークの建設は大変ありがたい。来年5月開催のワールドマスターズゲームズ関西は10回目の記念すべき大会で、アジアでは初めての開催。京都市では開会式と陸上、バドミントン、空手道、スカッシュを開催する。何としても成功させたい」、北澤会長は「京都スカッシュパークの建設により、会場が増えたこと、専用施設であることは運営する側にとってもありがたい。西の拠点施設にしたい」、堀常務は「スカッシュは、日本ではまだマイナーなスポーツだが、海外では人気があり、京都スカッシュパークの開設は海外展開する当社にとって意義がある。京都スカッシュプレーヤーの会とも連携して取り組んでおり、地域貢献にもつながる」と述べた。
 計画によると、京都市南区久世東土川町242の京都本社敷地南東の駐車場約1000uを活用し、S造2階建、延547uの建物を建設する。
 スカッシュコート2面と100人弱が観戦できる観客席(1階と中2階)を収容する。同社が東京・吉祥寺で展開する「HANDo KICHIJOJI」(シルクスクリーンの技術で自分好みのTシャツが作れる店舗)の2号店がDIY工房のテナントとして入居するほか、「サードウェーブコーヒー」ブランドのCOYOTEの焙煎工場・カフェ、屋外テントサウナなどが入居する複合施設となる。
 11月に着工し、令和4年4月頃のプレオープンを目指し完成させる。令和4年5月開催のワールドマスターズゲームズ関西の終了後、グランドオープンとなる見通し。