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日刊建設工業新聞
2021/06/24

【鳥取】県住河北団地第2期/建築・設備設計に着手へ/中部総合車庫棟も設計に

 県営繕課は23日、県営住宅河北団地と中部総合事務所車庫棟の実施設計に着手する態勢を整えた。河北団地は建築設計と設備設計に分割し、中部総合の車庫棟と合わせて計3件は25日調達公告する。
 県住河北団地(倉吉市福庭町)の住戸改善事業は今年度、第1期として56棟(鉄筋コンクリート造4階建て2086・40平方b)に着工するのに次ぎ、第2期の実施設計をまとめる。
 建物規模は住棟55棟が鉄筋コンクリート造4階建て24戸、1540・80平方b、住棟63棟が鉄筋コンクリート造4階建て8戸、516・65平方b。そのほか倉庫、プロパン庫を改修する。
 発注にあたっては建築設計Aランクを対象とし、委託費は960万円。簡便型総合評価を適用して7月12日に開札する。納期は来年1月末まで。
 一方、建築設備設計の委託費は390万円。来月12日に入札して電気設備と機械設備の実施設計に入る。
 第2期工事は1期工事が完成するのを待って23年度の着工となりそう。
 また、中部総合事務所(倉吉市東巌城町)の車庫棟は老朽化が進み、耐震基準を満たさないため既設建物を解体して改築する。計画によると、鉄骨造2階建て1536平方bの車庫棟と合わせてプロパン庫を解体し、車庫と防災備蓄庫を併せ持つ鉄骨造2階建て720平方bの建物を新築する。工事費は2億6000万円程度を見込んでいる。
 来年度の改築を目指す実施設計は、建築設計Bランクが対象で予定価格790万円。納期は来年1月11日まで。7月12日に開札する。

日刊建設工業新聞