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建通新聞社
2021/06/29

【大阪】淀川高規格堤防大宮東地盤改良を第2四半期

 国土交通省淀川河川事務所は、淀川本川の高規格堤防事業で、大阪市旭区の大宮東地区地盤改良他工事の一般競争入札を第2四半期に公告する。さらに淀川本川での新規事業箇所の検討や守口市の下島地区の詳細設計を合わせてパシフィックコンサルタンツ大阪本社(大阪市北区)に委託して進める。
 大宮東地区は、本年度の工事として深層混合処理(口径2000_、100本)、既設杭撤去(130本)を行う。工事場所は淀川河口部から約13・2`地点の大阪市旭区大宮5丁目。工期は約6カ月。サンドドレーン工法で改良した地盤の沈下の状況を見て今後、盛土工も予定する。
 下島地区は、河口部から約15`地点の淀川左岸に位置しており、下島公園付近での事業化を検討中だ。守口市と共同で事業を進めていくため、今後の協議に向けた設計に入る。
 この他、淀川本川での新規事業箇所についての検討を進め、事業計画立案や概略設計なども予定している。
 設計などの期間は2022年2月28日まで。

提供:建通新聞社