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滋賀産業新聞
2021/06/30

【滋賀】大津市 真野川橋梁下部・一部護岸を県公社委託

 大津市道路建設課は、真野3丁目に位置する市道幹1009号線道路整備事業において、真野川に架かる橋梁下部工及び護岸工の一部を「滋賀県道路公社」に随意契約で委託する。契約金額は2億6000万円。
 同市では、市道幹1009号線の道路整備事業を進めていたが、国道477号の拡幅(4車線化)に伴う真野川の河川改修(河床切下げ等)と、市道幹1009号線道路整備事業に伴う新設橋梁下部工事の箇所は重複していることから、河川改修工事を行う県道路公社に委託することにより、最も効率的で安全かつ円滑に工事ができることから委託。また、公共事業としての経済性が確保できることから、本体工事費用に対する入札執行等による経済性は、同市が直接執行した場合と同等の効果が得られることに加え、県道路公社の施工分と一括発注することにより、経費率が上がり有利となる。同市の監督員等、施工監理に従事する職員工数を省くことも目的としている。
 委託契約の名称は、大津市道幹1009号線道路整備事業に伴う橋梁整備工事として、県道路公社に委託し、工事概要は、橋梁杭基礎工、橋梁橋台工、護岸工の各一式。
 新設する橋梁は、橋長68bで、総幅員18・8b(車道・歩道W18b、地覆W0・8b)。橋梁形状は、上部(鋼)単純鋼床版箱桁橋で、下部は逆T式橋台(構造形式は同一、高さは変化)、橋梁基礎工は場所打杭、土留工は切梁式(2段)。添架物件として道路照明灯H10b×2基―など。
 工事期間は、23年3月31日の完成を見込んでいる。

提供:滋賀産業新聞