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滋賀産業新聞
2021/07/05

【滋賀】大津市 大谷1号橋の橋梁補修

 大津市道路建設課は、同市大谷町に位置する市道幹1035号線道路整備事業において、京阪電鉄京津線の軌道を跨ぐ「大谷1号橋」の橋梁補修工事について、京阪電気鉄道鰍ニ随意契約する。契約金額は4億1910万円。
 同市では、市道幹1035号線の道路整備事業を進めており、市道橋長寿命化修繕計画に基づいて、市道幹1035号線の大谷1号橋点検に着手した結果、躯体の中性化及び材料劣化による複数の剥離、鉄筋露出、漏水・遊離石灰、うき等の損傷が見られた。判定区分Vとの結果を踏まえ、橋梁構造の安全性の観点から、速やかに補修工事等を行う必要があり、当該補修工事の施工について、軌道の保守が極めて重要と判断した。京阪電気鉄道の鉄軌道を跨いでいる橋梁の補修工事、鉄軌道施設と密接不可分の関係にあり、当該事業者以外の者に施工した場合、既設の設備等の使用に著しい支障が生じるおそれもある。そのことからも橋梁の補修工事を施工する必要があることから、23年度までの工事実施を京阪電気鉄道鰍ノ委託することを決定した。
 委託契約の名称は、大津市道幹1035号線大谷1号橋補修工事。工事概要は、舗装打換工、橋面防水工、断面修復工、石灰除去工、剥落防止工、防護柵取替工の各一式。
 工事期間は、24年2月28日の完成を見込んでいる。
 また、工事委託費については、21年度に7833万円、22・23年度に3億4077万円の合計4億1910万円。内訳は国が2億3050万円、市債1億6970万円、一般財源1890万円―となっている。

提供:滋賀産業新聞