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北陸工業新聞社
2021/07/09

【富山】国土強靱化へ安定的な予算を/県建産連が通常総会開く/会長に竹内氏再任

 富山県建設産業団体連合会の21年度通常総会は8日、富山市のパレブラン高志会館で開き、任期満了に伴う役員選任で、会長に竹内茂県建設業協会長を再任した。
 この日は構成26団体の役員32名のうち、19名が出席。新型コロナ対策として、例年の来賓招待や講演会を中止し、規模を縮小して開催した。
 冒頭、竹内会長が「防災・減災、国土強靱化五か年加速化対策が決定し、昨年度を上回る仕事量が確保されるものと推測される。国土強靱化は中長期の視点で計画的に進める必要があり、今後も安定的・持続的に公共事業予算が確保されるよう強く働き掛ける」と述べた上で、「担い手の確保・育成では、若者が入職・定着するよう、官民を挙げて魅力や役割を強く発信するとともに、労働条件の改善や女性等が活躍できる環境整備、生産性の向上も重要。皆様には、こうした取組みを積極的に進めてほしい。建設産業が若者にとって、夢と希望の抱ける産業として発展するよう努力したい」とあいさつ。
 議案では20年度事業報告と収支決算、常任理事や会長、副会長、専務理事などの選任、21年度事業計画および収支予算を審議し承認した。
 事業計画によると、(1)建設経済動向の把握と情報交換の推進(2)全国建設産業団体連合会との連携と推進(3)戦略的広報活動の推進−を事業の重点活動に定めた。
 会長および再任を除く、新役員は次の方々(敬称略)。▽副会長・常任理事=嘉藤肇(県空調衛生工事協同組合理事長)▽理事=根塚三起生(県建築組合連合会長)、河合直之(県土石業協同組合連合会長)、河合信輔(県安全施設業協会代表理事)−。

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