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建設新聞社
2021/07/12

【東北・岩手】延べ約10万uを想定/南関東特定目的会社がプロロジスパーク盛岡新築

 南関東特定目的会社(東京都千代田区丸の内2の7の3 稲田秀取締役)は、岩手県矢巾町に延べ約9万9980平方bの物流倉庫となる「プロロジスパーク盛岡」(仮称)を計画している。8日に開かれた岩手県環境影響評価技術審査会において明らかになったもで、当日は第2種事業の判定を審議した。
 矢巾町広宮沢第1地割279地内の敷地面積約7万3720平方bに新設する施設は、S一部RC造3階建て、延べ約9万9980平方b、高さ約21b。
 トラックを停車し荷積みと荷降ろしを行うスペースとなるバース数は150台分を見込み、駐車場はトラック35台、乗用車400台を収容する予定。
 青森、秋田、岩手の3県へのアクセスに優れた立地環境に新たな配送拠点を整備するもので、整地などを含めた工期は全体で約26カ月を見込む。
 県影響評価の対象事業として建築物は、▽第1種が高さ100b以上または延床面積10万平方b(造成済の工業専用地域に工場等を新設する場合は第2種事業)▽第2種が高さ50b以上100b未満または5万平方b以上10万平方b未満―となっており、今回は第2種の適用区分となる。
 審議の結果、建設に当たってのアセスメントの手続きは不要としたが、専門家の意見を踏まえた動植物の調査や保護、緑化率の基準15l以上を満たすように努めることや、水質の脱水予測をした上で沈砂池などの対策を求めた。

 提供:建設新聞社