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建通新聞社(中部)
2021/07/13

【岐阜】新五流域総合治水対策主要事業 津保川護岸整備など

 岐阜県は、「新五流域総合治水対策プラン」などの計画に基づき河川改修事業を進めている。津保川では護岸工事、境川では調整池や貯留池の設置、杭瀬川では橋梁架け替え事業を行う。主な事業をまとめた。
 津保川の関市内では、浸水対策重点地域緊急事業を進めている。計画延長は22`。21年度は河道掘削と護岸工事を進める。22〜23年度にも同様の工事を推進する計画でいる。また、流下能力を阻害している「鮎登里橋」について架け替えを検討している。
 境川の岐阜市内では、総合治水対策特定河川事業として、河川改修や調整池・貯留池の設置、排水機場の更新を進めている。21年度は、河川改修に加え、上戸排水機場のポンプ増設などを進めている。また、市道「厚八橋」改築とJR東海道線橋梁の橋脚改築に向け協議を進める。
 杭瀬川の大垣市内では、広域河川改修事業を進めている。21年度は赤坂大橋の架け替えに向け仮設の道路と橋梁を整備する。22年度以降も、架け替えに向けた事業と河道掘削と築堤工を進める。
 長良川の郡上市内などでも、広域河川改修事業を進めている。計画区間は国管理区間との境から郡上市までで、この区間内で6工区を設定して河川改修を進めている。工区は短いもので、高原工区(延長500b)、長いもので中山・穀見工区(3・8`)となっている。
 土岐川の瑞浪市では、大規模特定河川事業を進めている。20〜27年度を計画期間とし土岐橋の架け替え事業を進めている。21年度は用地買収と仮橋工事を計画。22年度以降、予算に応じ既存橋の解体工事と本体工事に着手する。

提供:建通新聞社