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　新潟県土木部は２７日までに、「Ｍａｄｅ　ｉｎ新潟　新技術普及・活用制度」の２０年度における活用状況をまとめた。
　登録状況は新たに９技術が登録され、総登録数は全１７９技術（土木１６６、建築１３、３月３１日現在）となった。４月１日現在でゴールド技術が４、プラチナ技術は１０を数える。活用実績では、売上額が県内４８億４８００万円（３２７７件）、県外は８３億７１００万円（３６１９件）で合計約１３２億１９００万円（６８９６件）に上る。販売実績は０６年度の創設から２０年度末までの累計で活用件数６万９４０３件、売上額は約１３７６億円となり、このうち県外が６割を占めるという。
　技術管理課では「登録技術の県内外での普及・活用をさらに促進するため、登録企業と合同で県外見本市へ出展するなど販路開拓を後押ししている」とし、１１月２５日には「Ｍａｄｅ　ｉｎ　新潟　新技術（土木・建築）展示・発表会」を行う。
　「Ｍａｄｅ　ｉｎ新潟　新技術普及・活用制度」は、県内建設産業の技術力向上と経営健全化を目的に創設。県内企業が開発した建設分野の新技術を広く情報公開することにより、普及および活用を促進するもの。