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建通新聞社四国
2021/08/02

【高知】土佐清水市 地場産品施設設計者を艸に

 土佐清水市は道の駅「めじかの里土佐清水」に新築する地場産品販売施設の設計者を艸建築工房(高知市)に決めた。プロポーザル方式で選定した。委託期間は12月中旬まで。2022年度第1四半期中の発注を目指す。
 プロポーザルには7者が参加した。その中で同社は、飲食・販売エリアの重視した点を、地元名産の「土佐宗田節と魚の駅」としてにぎわう施設づくりを提案。また新型コロナウイルス感染症対策に向けた換気対策の徹底や食堂のセルフ化、動線誘導の密対策などを示し、国の定めたガイドラインの取り組みと売り上げを両立させるための施設づくりを目指すとした。
 想定規模は木造平屋520平方b。特殊な材料を使わず、地元で施工・調達できる反復作業を重視した工法を採用し、地域流通材を中心とした木材選定を行う方針で、詳細は設計の中で固めていく。
 現段階での概算工事費は建築主体1億0200万円、電気設備1400万円、機械設備2100万円、外構700万円、既存棟改修300万円で、これらに共通費や調理機器などの備品関係を会わせ総額2億2250万円を見込んでいる。
 現施設は00年に建築。老朽化が進み販売スペースも狭いため、敷地内の別の場所に新施設を建設する。所在地は三崎671ノ1。
提供:建通新聞社