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建通新聞社(中部)
2021/08/10

【三重】県土整備部 盲・聾学校、城山特別支援学校の寄宿舎統合設計を委託

 三重県県土整備部営繕課は、盲・聾学校、城山特別支援学校の寄宿舎を統合するため、設計を浦野設計三重支社に委託した。履行期間は2022年2月24日まで。統合寄宿舎の建設工事を22年度に行い、23年の供用を計画している。予定工事費は約7億6500万円(税抜き)。建設工期は390日間。
 特別支援学校の隣接地に盲・聾学校の建設を計画しており、寄宿舎を統合することとなった。寄宿舎は津市城山1ノ5ノ29の特別支援学校の敷地内に建設する。計画地面積は約2000平方b。建物の規模は木造2階建て延べ約1500平方bで、宿舎で暮らす肢体不自由の生徒が外に出ないで登校できるように、渡り廊下で接続する。渡り廊下は木造平屋約30平方b。
 業務では、さまざまな障害を持つ生徒の特性に配慮した計画を立て、既設との動線や構造、木質化などを検討し、設計に盛り込む。
 別途、県では、盲・聾学校の建設に向けて、「盲学校・聾学校建築工事ほか設計業務」を公告した。対象は、盲学校・聾学校の校舎・屋内運動場などで、延べ床面積が約1万0100平方bの新築、鉄筋コンクリート造平屋768平方bの城山特別支援学校の共同給食調理場の内外部改修。建設地は城山1ノ498ノ2他。
 スケジュールは21年度に基本設計、22年度に実施設計を行い、23年度に着工する。25年度の供用する予定だ。既設の学校施設の跡地利用は未定

提供:建通新聞社