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建設経済新聞社
2021/08/11

【京都】伏見区横大路に大型物流施設 延約2万5500u、来夏着工 T−LOGIシリーズ全国展開

 東京建物梶i代表取締役社長執行役員野村均氏、東京都中央区八重洲1丁目4−16東京建物八重洲ビル)は、物流施設の開発を全国展開する事業の一環で、京都市伏見区横大路に物流施設「(仮称)T−LOGI京都伏見」を建設する。
 計画地は京都市伏見区横大路菅本2−3外の敷地1万1428・93u(仮換地地積)。
 計画によると、4階建、延2万5500uの物流施設を建設する予定。用途は倉庫・事務所。令和4年夏頃に着工し、令和5年夏頃の完成、開業を予定。
 当該地は、第二京阪道路伏見ICまで約2・5q、国道1号利用で京都駅まで約8・5qの距離に位置することから、京都市中心部への配送拠点として優れているとし、加えて第二京阪道路巨椋池ICまで約4・9q、名神高速道路京都南ICまで約3・7qと、大阪中心部をはじめとする関西一円を輸配送エリアとすることが可能としており、また周辺に工場や倉庫などが集積し、京都市南部のほか、向日市・長岡京市等近傍に住宅地が広がっていることから、24時間稼働を前提としたオペレーションと雇用確保の両面に優れた立地と位置付ける。
 なお当該地は、京都市上下水道局の保有地売却により、令和3年2月の入札で同社が30億0200万円で落札していた物件で、元伏見水環境保全センター拡張用地。
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 同社は、物流施設ブランドのT−LOGI(ティーロジ)シリーズをこれまで首都圏で展開してきたが、物流市場で全国的に先進的な大規模物流施設へのニーズや物流施設への投資ニーズが高まる中、自社グループが強みとする用地情報取得ネットワークを一層活用し、国内主要物流集積地を中心に物流施設の開発を全国で展開する。
 主なものをみると、(仮称)T−LOGI横浜青葉(神奈川県横浜市都筑区)は、戸田建設の設計・施工で令和4年1月に完成し、同年2月に開業予定。
 T−LOGI久喜(埼玉県久喜市)は令和2年7月に開業した(設計・施工は鴻池組)。
 このほかでは、共同事業の(仮称)大阪物流施設プロジェクト(大阪市西淀川区)は、令和3年夏に着工し、令和4年秋に完成予定。