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日刊建設工業新聞
2021/08/19

【鳥取】249カ所は被害額45.5億円に/7月豪雨土木施設被害/査定9月最終週で調整

 県土整備部は、7月豪雨による公共土木施設被害の最終結果を18日までにまとめた。県と市町施設249カ所、被害額は45億5800万円に上った。発災後1カ月の被害を「第3報」として本省に報告した。
 取りまとめは7月7〜14日かけての大雨被害が対象で、県施設は149カ所、被害額29億4300万円、市町施設は100カ所に16億1400万円に及んだ。
 中部県土管内を中心に被害を確認しており、県と倉吉市、湯梨浜町、三朝町、北栄町、琴浦町で125カ所、被害額は24億6600万円を占めた。
 主な被害カ所は町道泊中央線(湯梨浜町泊)の法面崩落に4億円。国道179号(倉吉市円谷町)などでも道路沿いの土砂が崩れ、路上に流れ込んだ。
 県や各市町は災害査定を9月最終週からのスケジュールを想定。11月にかけて第4次まで実施される見通し。現在、査定設計書を作成するため現地測量に入っている。
 また、旧盆期間中に降り続いた雨の影響で、一部カ所では被害が拡大する増破を確認しており、新たな被災カ所と合わせて別途日程で査定準備を進める。
 7月豪雨の被害結果は次の通り。
▼鳥取県土56カ所8億8100万円▼鳥取港湾1カ所6000万円▼鳥取市18カ所2億3250万円▼八頭県土20カ所3億6600万円▼八頭町7カ所3900万円▼中部県土64カ所13億4450万円▼倉吉市21カ所3億1500万円▼湯梨浜町4カ所4億4800万円▼三朝町12カ所2億0300万円▼北栄町13カ所5000万円▼琴浦町11カ所1億0600万円▼米子県土8カ所2億9220万円▼米子市3カ所1700万円▼南部町10カ所1億9400万円▼大山町1カ所1000万円

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