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　新発田市水道局は２３日、江口ほか地内「江口浄水場更新基本設計業務委託」を制限付一般競争入札で公告した。
　入札参加申込は９月６日まで受け付け、主な参加資格は県内に主たるまたは従たる営業所を有し、建設コンサルタント（上水道および工業用水道部門）に登録され、配置する管理技術者および照査技術者は、上水道の浄水場更新または構築に関する基本計画、基本設計、詳細設計業務の履行実績など。
　業務内容は基本設計業務一式（江口浄水場・浄水量２万４７００立方メートル／日）、ＰＰＰ手法導入可能性調査業務一式、上水道施設統廃合検討業務一式（計画給水人口１０万４５００人）を作成するもの。開札は９月１０日に行い、履行期限は２３年３月１４日まで。
　江口浄水場整備事業は浄水池のほか、沈殿池、ろ過池ともに旧耐震基準で、耐震強度が補強工事後も基準を満たさないことが判明し、更新工事を推進していく。沈殿池３池、ろ過池が２４池３ユニット。概算事業費は沈殿池・ろ過池更新に約３８億４０００万円を見込んでいる。基本計画策定業務は日本海設計事務所（新潟市中央区出来島）が担当。
　なお、江口浄水場浄水池耐震化工事に関しては新発田建設に落札決定している。工期は２２年１２月１６日まで。