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建通新聞社(静岡)
2021/08/25

【静岡】静岡市 両河内IC連絡道整備へ

 国土交通省の両河内スマートインターチェンジ(IC)の連結許可を受けて、静岡市は料金所より手前の連絡道路の整備に乗り出す。予算化されれば2022年度にも設計に着手し、その後用地交渉などに移行していく。
 同スマートICは、中部横断自動車道の清水いはらICから北へ7・4`、富沢ICから南に15・1`、中部横断自動車道と興津川が交差する北側付近の両河内地内(清水森林公園やすらぎの森付近)に計画されている。24時間、上下線からの乗降が可能な本線直結となる。
 料金所から本線への擦り付け部まではNEXCOが担当、市は料金所から取り付け道路までの連絡区間の整備を担当する。
 IC形式についてはトランペット型やY型、ダイヤモンド型や平面Y型など、複数の形式を比較検討を進めているが、現時点では確定していないもよう。
 取り付け道路までの連絡道路は、形式によっては延長1`を上回るが、山間の限られたスペースに設置することからかなり絞り込まれているとみられる。また、ICは山間のため、連絡路も含めて切り土や盛り土が中心となるが、市では、既設のボックスなども利用しながらできるだけコストを抑える方法を検討する方向だ。
 両河内ICは、国土交通省から20年9月に準備段階調査の採択が下りた後、8月6日に連結に関する事業許可された。



提供:建通新聞社
(2021/8/25)

建通新聞社 静岡支社