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滋賀産業新聞
2021/08/30

【滋賀】東近江市 文化スポーツ学研ゾーン構想策定の公募プロポ

 東近江市文化スポーツ部スポーツ課は24日、「(仮称)東近江市文化スポーツ学研ゾーン構想策定業務」に係る公募型プロポーザルの実施を公告した。
 参加資格は、@今年度東近江市競争入札参加資格者名簿に登録のある者(未登録の場合は登録が必要)、A11年度(平成23年度)から20年度(令和2年度)までの間に、国又は地方公共団体が発注した総合スポーツ施設や都市再生整備に係る基本構想又は基本計画策定業務を元請契約し、履行した実績があること、B本業務を遂行するために必要とされる業務経験を有する技術者を選任できる者であること―など。
 参加を希望する者は9月1日までに参加届を提出し、3日に参加資格審査結果の通知を受ける。その後、企画提案書などの提出は3日〜17日。プレゼンテーションは24日。市は審査結果通知を10月1日に行ない、同月中旬に随意契約を締結する予定。
 提案上限額は、800万円(消費税含む)。
 同業務は、(仮称)黒丸スマートインターチェンジの事業化決定を受け、今後、周辺環境の機能強化が期待できることから、さまざまな機能を充実することにより、周辺におけるまちのにぎわい再構築を図ることが目的。
 周辺地域(布引エリア)では、布引住宅団地、布引工業団地、びわこ学院大学、総合運動公園、近江鉄道駅など、「住み、働き、学び、憩う」機能を有する快適な生活環境を整えたまちづくりを推進してきた。
 業務内容は、@布引エリア全体の現状・課題分析等を踏まえ、基本構想(基本計画骨子)策定の背景や目的、基本的事項の取りまとめ、法令条件の整理、布引エリアの将来像(エリアの目指す大きな方向性・ビジョン)の検討、全体コンセプトの作成。併せて、将来像の実現に向け、布引エリア内の個々のポテンシャルや課題分析、総合運動公園の施設課題の抽出・分析。
 Aエリアの配置・動線計画の策定(Bで定める今後必要となる施設の検討・運営手法を踏まえ、立地施設がソフト・ハード両面で有機的に連携できるよう各施設の最適な配置や動線を検討し、平面図、パース図を作成する)。
 B今後、布引エリアで必要となる施設(※)及び運営手法を検討、PPPなど民間活用を含めた最適な施設及び運営手法、概算費用等について検討する。

※以下の具体的に掲げる内容を基に、各種法令・条例等の制約条件等の整理を含め、検討を行なう。

▼「スポーツの拠点」=市のスポーツの拠点となるエリア▽スポーツ合宿の拠点となるエリア▽未来アスリートが生まれるエリア
▼豊かな自然に包まれた空間=布引丘陵に位置し太郎坊の眺望にも恵まれた周辺環境との調和▽中心市街地から程よく離れた安らぎの空間▽エリア全体に木々の緑が広がり、その中に様々な施設がたたずむような空間
▼多様な人々が集まる交流の場=様々な施設が集積することにより、地域の人々をはじめスポーツ選手、学生アーティスト等、幅広い世代の多様な人々が内外から集まるエリア
▼新たな文化・芸術の創造=イベント以外でも新たな創作活動のために人が集まり交流する空間▽幅広い世代の多様な人々が内外から集まり交流することで新しい文化芸術を創造し発信できる文化芸術機能の再配置を含む創造
▼文化・スポーツ・芸術・学術に触れられる魅力的な空間=魅力的で人を引き付けるエリア▽ここに来れば楽しいことに出会えるとの期待を満足させるエリア▽歴史遺産など魅力的で豊かな資源を生かしたエリア
▼総合運動公園の地域防災拠点としての機能強化=都市の安全性向上を図るため、災害発生時に地域防災拠点となる再構築を含む機能強化

提供:滋賀産業新聞