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建設新聞社
2021/09/01

【東北・秋田】処分場基本設計を公告/由利本荘市が最終処分場と清掃Cを集約整備

  由利本荘市は、最終処分場新設の基本設計「由本生委第31号」を条件付き一般競争で公告した。
 参加資格は、秋田県に廃棄物部門で登載され、東北管内に主たる営業所または営業所を有し、同種業務の実績を有することなど。申請書は3日までの提出で、13日9時30分から開札する。
 予定地は秋田県立大学本荘キャンパスの北東約1`bにある由利本荘市川口大日沢山ほか地内で、造成工事を行わない残地森林部分を含め敷地は13・1f。同一敷地に本荘清掃センター(ごみ焼却施設)も移転新築する方針で、昨年度はオオバで両施設の基本構想を作成。予定地の造成設計は10月30日までの期限で八千代エンジニヤリングで進めている。
 最終処分場は埋立容量7万3000立方b、埋立面積1万1000平方b、水処理施設は60立方b/日を想定。2022年3月25日までの期限で基本設計を終え、22年度の実施設計、23年度の着工、25年度か26年度の完成を目指す。
 一方、清掃センターの代替として設ける熱回収施設については、基本計画を委託する業者の選定方式の検討などを進めており、早ければ11月の業者決定を目指す。
 基本構想の作成着手時には能力は90d/日としていたが、本年度に委託する基本計画の中で処理方式の選定を進めながら再度検討する。基本計画は本年度内か遅くとも22年度までにまとめる。本年度は生活環境影響調査も委託する予定。
 熱回収施設整備の事業手法については、PFIなどの導入も視野に入れており、23年度から24年度で事業者を選定し、25年度の着工を目指す。

 提供:建設新聞社