全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　福島県土木部は、土砂災害の発生の恐れがある土砂災害危険個所を新規に洗い出す。危険個所のうちまず急傾斜地崩壊個所を対象として県全域で調査を実施。従来手法よりも高精度に地形の起伏等が判断できる数値標高モデルを用いて危険個所を抽出する。プロポーザルで業務委託先を選定するため10日、公募手続きを公示した。
　プロポーザルは単体、設計共同体での公募。過去５年以内の公共工事発注者等からの�@数値標高モデル（ＤＥＭ）を活用した土木施設等の調査検討に関する業務�A土砂災害防止法に基づく基礎調査に関する業務受託実績を参加条件とする。
　資格確認書類、技術提案書提出期限10月1日。2段階審査で、1次審査により上位3〜5者程度を選考、10月中旬ごろのヒアリングを経て、2次審査で委託候補者を選定する。窓口は県土木部河川港湾総室砂防課☎024（521）7493。
　委託内容は、作業基図データ作成、土砂災害危険個所（急傾斜地の崩壊）の抽出と結果一覧、個所図作成等のとりまとめ。業務参考規模9000万円程度、履行期間2022年3月31日まで。