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滋賀産業新聞
2021/09/14

【滋賀】彦根市 スポーツ・文化交流センターの整備

 彦根市は、「ひこね燦ぱれす」を解体せず存置し図書館として整備する方針が示されたことに伴い、推進中の「市スポーツ・文化交流センター」整備事業は「燦ぱれす」敷地を事業区域から外すとともに、代替の用地を取得し不足分を拡張する方針だ。9月議会に上程された修正設計費が措置出来れば、早ければ10月にも、敷地計画が変わる「北工区」の修正設計を発注すると共に、当初計画通りの「南工区」の着手可能な箇所から順次、2本の造成工事を発注する考え。「北工区」の既設部分は22年度(令和4年度)造成から外構工事、拡張部分は22〜23(令和4〜5)年度造成、23年度(令和5)年度の外構工事を目指す。
 拡張用地は、「市スポーツ・文化交流センター」の「北工区」に隣接する、民間の地権者が所有する現状では田・畑となっているT字型の私有地。事業用地となる予定だった「燦ぱれす」用地とおおむね近い大きさで、燦ぱれす跡地で予定されていた約130台分の駐車場も確保できるとしている。市では9月議会で方針確定後、早々に地権者と用地取得に係る協議に入り、今年度中には取得を完了したい方針。
 「市スポーツ・文化交流センター」事業用地の21年度(令和3年度)措置済みの外構工事費予算は1億2000万円(債務負担行為21〜22年度)で、先行していて敷地計画に変更のない「南工区」の、着手可能な箇所から順次2件の造成工事を発注する予定。
 当初「燦ぱれす」を含めていた「北工区」は9月補正予算の事業区域(北工区)変更に伴う造成工事および外構工事の修正設計費用1509万円の成立に伴い、早ければ10月にも敷地修正設計を発注し22年(令和4年)2月にも完了。22年度(令和4年度)当初予算に今年度と同程度の事業費を措置し、着手可能な北工区の既設エリアについては造成工事から外構工事まで年度中に進めたい考えで、可能であれば拡張部分の造成工事も発注したいとしている。遅くとも23年度(令和5年度)には拡張部分の造成・外構工事ともに完了させ、24年度(令和6年度)の国民スポーツ大会のリハーサル大会に備える見通し。
 「彦根市スポーツ・文化交流センター」は、国スポ会場として総額82億2000万円を投じ、JR南彦根駅西口近くでRC造一部S造3階建の体育館施設と、2階建の交流施設から成る総延面積1万3776平方b規模の複合施設を、鴻池組の施工で本体工事を整備中(本体・外構設計=石本建築事務所・大阪市中央区、造成設計=淡水技研・彦根市)。
 当初計画では事業用地は「燦ぱれす」を解体した跡地と、その周辺をあわせた約3万6000平方bとなっていたが、5月に和田裕行市長が解体反対の声を受け「財政影響を踏まえて方向性を検討する」と保留し、9月議会で「燦ぱれす」を解体せず図書館として利活用する方針が示された。

提供:滋賀産業新聞