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建通新聞社四国
2021/09/14

【香川】香川PPP/PFIプラットフォーム サウンディング実施へ 

 かがわPPP/PFI地域プラットフォームは、新たな取り組みとして香川県内の自治体が民間の活用を検討している「庵治太鼓の鼻オートキャンプ場」など4施設について、クローズ型サウンディング(調査)を実施するため、参加する事業者の募集を開始した。申し込みを9月27日まで受け付ける。10月1〜15日に個別に施設を管理する自治体と対面かオンライン(Zoom)で面談する。
 サウンディングの対象は、香川県の旧香川県立体育館(県と共同開催)、高松市の庵治太鼓の鼻オートキャンプ場と中央公園、東かがわ市の白鳥温泉周辺公共用地の4施設。民間導入の可能性や利活用方法とともに、具体的に考えられる収益施設やその収支予想などの意見、提案を求める。
 旧県立体育館については、教育委員会でサウンディングへの参加を9月30日まで、提案書の提出を10月21日まで受け付け、10月29日までに提案者と面談する。
 庵治太鼓の鼻オートキャンプ場は、21年度に指定管理者の運営が終了することから、他の管理運営手法による民間活力導入を検討しており、事業化までのスケジュールなど具体的な提案を求めている。
 中央公園は、Park―PFI(公募設置管理制度)の導入を視野に、可能な収益施設とその収支予想、効果などについて具体的な提案を要請する。
 指定管理者が運営している白鳥温泉は、施設の老朽化や利用者の減少で閉鎖も検討しているため、温泉存続の可能性とともに、周辺の広大な土地利用についてさまざまな活用の提案を求めている。
 同プラットフォームは官民の連携強化でPPP/PFI手法を促進するため、百十四銀行と香川県、高松市、日本政策投資銀行が立ち上げた組織。
 問い合わせ・参加申し込み先は百十四銀行地域創生部 電話087(836)2985。
提供:建通新聞社