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北陸工業新聞社
2021/09/15

【新潟】整地、用水路など8億円/佐々木地区(新発田)経営体基盤整備/県農地部

 新潟県農地部農地計画課は21年度、佐々木地区(新発田市)経営体育成基盤整備事業を新規採択した。整地工、用水路工などに7億9900万円を投じていく。
 計画によると、将来の地域農業の中心となる経営体(担い手)を育成するため、効率的かつ安定的な農業経営を行うことのできる生産性の高い基盤整備を推進するもの。用水路は老朽化が進行し、維持管理に苦労しているため、パイプライン化により用水の節減と配水管理の合理化を図る。一方、排水は老朽化の柵渠排水路が多く、維持管理が困難で鋼矢板水路は腐食による傾倒し排水阻害も生じており、コンクリート2次製品および管排水路により整備を行い、維持管理の軽減に努めていく。
 工事概要は整地工21・3ヘクタール(工事費9500万円)、道路工2・5キロ(同1900万円)、用水路工2・9キロ(同2億300万円)、排水路工1・9キロ(同1億2700万円)、本暗渠排水工21・3ヘクタール(同6500万円)のほか、測量試験2億900万円、用地補償1300万円、換地4900万円、工事雑費が1900万円となっている。事業期間は27年度までの7カ年。受益面積は21・3ヘクタール、受益者数が268人。関係土地改良区は豊浦郷土地改良区。

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