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日本工業経済新聞社(群馬)
2021/09/16

【群馬】みどり市はグリーンパークで基本計画策定業務




みどり市は、陸上競技場などを備えた都市公園として計画する西鹿田グリーンパークの新設に向け、基本計画策定業務の早期委託を目指して準備を進めている。発注方式についてもこれから決める。委託費は当初予算で計上した594万円を充てる。年度内はこのほか、用地買収も進め、23年度の本体工事着手を目指す。
今後のスケジュールは22年度に実施設計へ移行。23年度から2年間で工事を進め、24年度の完成を目指している。
また、年度内には一部で盛土造成に着手予定。県の工事で発生した土砂を利用し、搬入作業を行う見込みで、調整を行っているところ。
建設予定地は西鹿田運動場(笠懸町西鹿田1378−1)の北東側で、面積約6・4ha。西鹿田運動場を含めると約9・7haとなる。野球場などがある同運動場と一体的に運用できるよう整備する。市内初の陸上競技場に加え、サブグラウンドや屋外トイレ、あずまや、駐車場などの設置を計画している。
西鹿田運動場は現在、軟式野球原則1面、少年野球2面、ソフトボール2面、サッカー1面が整備されており、ナイター施設も設置されている。
基本構想段階では、競技場は日本陸上競技連盟第3種公認施設を目指し整備する方針だった。これから策定する基本計画の中で再度、どのような競技場とするかを検討する。
基本構想によると2万7000uのメイングラウンドに全天候型の400mトラックの設置を想定している。競技場の北側に予定するサブグラウンドは7600uの規模を見込み、内部には全天候型200mトラックを計画。ナイター設備の設置も計画されている。搬入土量は約20万7400立方mを予定。最大盛土高は約16・1mを見込んでいた。また、既存の西鹿田運動場についても、各競技における公認規格への移行なども検討されていた。
このほか、予定地で埋蔵文化財発掘調査を測研(高崎市)が22年2月28日の履行期限で進めている。