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　勝山市は、新設する市立３中学校の統合校校舎について、施設整備基本構想・計画の業者選定に際し、プロポーザルを採用する方針だ。２２年度の早い段階で、選定作業に着手したい考え。
　北部、中部、南部の３中学校再編では、６月に計画案を公表した。それによると、建設場所は勝山高校敷地内で、構造はＲＣ造。規模については中層階建て（４〜５階）を想定しているが、今後検討を進める。
　２２年度末までに施設整備基本構想・計画を策定し、２３年から基本・実施設計に着手する。設計業務については、基本構想・計画とは別途に発注する見通し。２４年度中の設計完了、着工を予定している。２６年度半ばごろの竣工を見込み、半年ほどの開校準備を経て、２７年４月の開校を目指すとしている。
　体育館は、勝山高校体育館の共用および市体育館ジオアリーナを活用する。屋外施設では、勝山高校グラウンドの共用と長山公園グラウンド、市営テニスコート等を活用。駐車場は現市営駐車場（元市営体育館跡）とし、多数の駐車を要する場合は、ジオアリーナ駐車場も利用する。
　市では、同計画案について各地区で説明会を実施、また１０月をめどにパブリックコメントも行う予定。今年度末の再編計画決定を目指す。