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　県の２０２１年度優良建設工事選定で、各発注機関から提出された37現場の推薦書が28日までに出そろった。県土整備部は優良技術者と合わせ、10月上旬までに正式決定。11月の「第21回住みよい県土づくり表彰式」で知事表彰する。
　20年度に完成検査した予定価格５００万円以上の８０８現場を対象に選考。当確ラインを工事成績86点以上に設定して上位27件を抽出し、これに各事務所・局が特別推薦した10件を候補に加えた。
　複数現場での受賞者があるため、実質32社が表彰の対象になりそう。
　一方、優良技術者は例年、最高点の現場を担当した技術者を表彰していたが、今回からは優良工事に携わった監理・主任技術者すべてを優良技術者として表彰する。
　また、一昨年に創設した「若手優良技術者表彰」では、優良工事に従事した35歳以下の技術者を表彰。今年度は一人が該当しそうだ。
　同部は10月上旬にも優良工事を決定。引き続いて「優良下請負業者」の選定に入り、「土木一般」で優良工事に輝いた元請け業者を対象に下請け業者の推薦を依頼する。

日刊建設工業新聞