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　新潟県農地部農地計画課は２１年度、青野地区（柏崎市）経営体育成基盤整備事業を新規採択した。総事業費は７億１７００万円で、２６年度の完了を目指す。
　将来の地域農業の中心となる経営体（担い手）を育成するため、効率的かつ安定的な農業経営を行うことのできる生産性の高い基盤整備を行うもの。用水路は二次製品および三方コンクリート等であるが、老朽化および脆弱化が著しく、水管理や維持管理に多大な労力を費やしており、排水路についても同様の状況。このため、用水路、排水路ともに管水路およびベンチフリュームで整備する計画。また、生物の生息区域が良好に保たれている排水路は、環境配慮施設を設ける。
　概要は整地工２２・３ヘクタール（工事費９２００万円）、道路工支線他３・６キロ（同２３００万円）、用水路工支線他３・３キロ（同１億４０００万円）、排水路工支線他２・８キロ（同１億５６００万円）、暗渠排水工本暗渠２２・３ヘクタール（同７６００万円）など。
　受益面積２２・３ヘクタール、受益者数１２０人、関係土地改良区は関川水系土地改良区。農業法人１組織と個別経営体６人へ農地集積を進め、効率的な水稲生産を推進、米の生産コスト低減を図る。