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日刊建設工業新聞
2021/10/05

【鳥取】復旧費6.6億円が査定決定/県市町78カ所原形復旧へ/第1次査定結果

 公共土木施設の7月豪雨被害を対象にした第1次災害査定が1日まで実施され、道路や河川、砂防など78カ所に6億6600万円の復旧費が決定した。県や各市町は早期に現地復旧に取り掛かる。
 県技術企画課が査定結果をまとめた。1次査定は7月7日〜同14日にかけての大雨による被害カ所が対象。県と市町は78カ所の復旧費として6億6800万円を申請していた。査定率99・7%。
 査定結果の内訳は、県施設26カ所に3億7200万円(河川16カ所2億1300万円、砂防2カ所4500万円、道路7カ所1億1000万円、急傾斜1カ所300万円)、一方、市町施設は52カ所に2億9300万円(河川9カ所6400万円、道路43カ所2億2900万円)。
 主なカ所は町道広域農道線(南部町高姫)の道路法面に5400万円、精進川(米子市尾高)は護岸のコンクリートブロック積み工に4400万円の復旧費と復旧工法が決まった。また、砂見川(鳥取市下砂見)、大路川(鳥取市越路)などでも護岸を原形復旧する。
 今回の査定で米子県土管内の被災カ所はほぼ復旧内容が固まった。引き続き第2次査定は今月11日〜同15日まで実施され、県と市町施設76カ所に13億7000万円の復旧費が申請される。

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